Chat GPT|機能を最大限引き出せる質問のコツとは?質問例も合わせて紹介(超初級編)
はじめに
本記事では「プロンプティング」という言葉を使っています。要はChat GPTに対する質問文のことをプロンプトと言い、その質問の仕方を工夫することをプロンプティングと言います。
※より詳しい言葉の説明はこちら
AIに質問をする際に、適切なPrompting技術を使うことで、より良い回答を得ることができます。本記事では、AIに対して効果的なPromptingの方法をいくつか紹介します。
まずは、どういうことが実現できるのかということの具体例を示します。
ChatGPTは自然言語処理AIつまり、入力された文章を元にそれにつながるであろう文章を過去のデータベースを元に生成しているだけなので、計算が苦手です(というよりできません)
以下の例では「2,323×1,259=2,924,657」という計算をミスるChat GPTの例です。
手順を説明してあげるとそれっぽくなっていますが、まだ間違えています。
もう少し工夫しましたが、だめでした。
今回の例では正解に辿り着けませんでしたが、要はプロンプト(質問文)によってChatGPTの応答はかなり変わってくるので、そこの工夫は必須ということを認識してもらいたいです。
※多分賢い人がChatGPTに正確な計算をさせるプロンプトを研究していると思うので探してみてください。
基本的なPrompting
- 指示を与える
- 役割を与える
- 型や例を与える
- スタイルを与える
指示を与える
もっと簡単な活用法は単純に指示を与えることです。「xxについて教えて?」などが最も単純な例ですが、以下のようにもっと複雑な指示を与えることもできます。
後述するプロンプトも広い意味では全て指示を与えるプロンプトですが、説明の都合上分けて考えています。
役割を与える
「xxとして解答して」というように、AIに役割を割り当て問題に対して回答を求めることでそれぞれの観点から返答内容が変わってきます。
人物を指定して回答をさせることもできる
型や例を与える
回答パターンや回答例を与えることで回答を得る手法もあります。
これはFew Shot Promptとも呼ばれます。
少し捻ったクイズは難しいようです(聞き方によっては可能かも)
スタイルを与える
AIに特定のスタイルで話すように指示を出すこともできます。スタイルを指定しない場合は適度にフォーマルな口調で返してきますが、お好きなスタイルを指定して返答を変えることができます。
次の記事を要約してもらった結果です(引用:SVB破綻の激震、ソフトバンクGに波及も)
表に整理したりもできます。
まとめ
Promptingは、AIに正確な回答を得るための重要な方法です。さまざまなプロンプティング技術を使い、AIに対して正確な情報を提供することが重要です。
今回まとめたのは超基本的な手法になりますが、応用幅は無限大です。もっともっと発展的なプロンプト技術と事例については別の記事で紹介します。
Share this content:
コメントを送信